震災のドサクサに紛れて“実質上のネット規制法案”を閣議決定



3月に起きた東日本大震災、
そのドサクサに紛れて『コンピュータ監視法案』を閣議決定していました。

この法案は、裁判所の捜査令状なしでプロバイダに
特定利用者の通信記録保全を要請できる
というもの。

今までは、プロバイダに利用者の各記録を提示させるには
裁判所の捜査令状が必要でした。

このため、安易には個人の通信記録などを見ることはできませんでした。

しかし、この法案では捜査令状が必要なくなるため、
やれば誰でも容易に個人の通信記録を取得できるようになってしまう危険があります。

簡単に言えば、誰が・いつ・どこにアクセスしたのかが
容易に流出してしまう可能性があるということ。

警察の独自判断でネットの記録を見れるようになれば、
国や警察にとって不利益な情報を流している人を簡単に逮捕するなんてことも…

ネットの匿名性や発言の自由はどうなってしまうのか…

〔参考〕
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110411-00000017-pseven-pol
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