【SUPER CD-ROM2】 音が極端に小さい問題の解決



ジャンク品の「PCエンジン SUPER CD-ROM2」を入手したので、
修理しました。

大体の分解や修理方法は他のサイトで公開されているので、
そこはネットに任せておいて……

個人的に修理中に悩んだのは、音がかなり小さい状態だったこと。

ネットで調べると、まずはコンデンサを全部交換することや
2段重ねになっている部分の接触を確認しろと言われますが、
そういうことはすでに実施済み。

それなのに音が小さい。

コンデンサを交換する際は
毎回汚れている部分を無水エタノールと綿棒で拭いているのですが、
汚れが原因との海外の有志の投稿があったので、
思い切って全体的に洗うことにしました。


洗う方法は、水と歯ブラシ。

歯ブラシに水をつけて、
ICの端子と端子の間やスルーホールなどを徹底的に掃除してみました。

なお、水で洗う際は必ず放電させてからにします。
(コンセントを抜いて電源スイッチをONにして1日以上放置)

そのまま洗う方もいるようですが、
僕は念のために一応コンデンサを全部取り外しました。

専門家からは怒られそうですが、
もうすでに壊れている物なので(ジャンクだし)気にしない。

特に念入りに洗う部分は、電源周りとサウンドボード(?)周り。
赤く囲った部分です。


洗った後は軽く水を払って、数日乾燥させます。


なんとこの方法で音がちゃんと出るようになりました。


というわけで、個人的なメモでした。

ちなみにトップ画像に一緒に写っているスーパーグラフィックスも
ジャンクで買ったものです。
(こっちもコンデンサの液漏れがひどかった)


※この方法を推奨するものではありません。
※命にかかわる事故につながる可能性もあるので、
 もし試す場合には全て自己責任でお願いします。
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