【ゲームキューブ】 ピックアップレーザ調整

ゲームキューブのソフトはご存知の通り光学ディスクで、
光(レーザ)を使ってディスクの記録面を読み取ります。
このレーザを出しているLEDが弱っていると
ディスクの読み取りに時間がかかったり、読み取れなくなります。
そこで今回はゲームキューブのレーザ調整方法を紹介します。
ゲームキューブには電池が内蔵されています。
この電池の交換方法は別記事で紹介済みです。
http://misukou.blog84.fc2.com/blog-entry-3151.html
今回紹介するのはレーザを強める・弱める方法です。
そもそもLEDが死んでいてレーザが出ていない状態では効果がありませんので
ご了承ください。
また、ディスクの読み込みが遅い・読み込めない原因として、
ディスクの状態が悪い・レンズが汚れていることも考えられます。
まずはその可能性をつぶして、
最終手段としてレーザ調整をおこなってください。
▼必要なもの
- LHドライバ(φ5.9のもの。Amazonはこちら)
- プラスドライバ
- マイナスドライバ(精密ドライバがお勧め)
- 細いマジックペン(印付けるため。無くてもいいけどあると便利)
ゲームキューブのガワは特殊なネジで固定されているので、
先述の特殊ドライバを使ってネジを外します。
本体を裏返して四隅にある穴にネジがあります。

本体を表にして、上側を垂直に持ち上げれば簡単に外れます。

手前のコントローラ・メモカポート部分に電池があります。
このパネルは左右の爪でとまっているので、爪を外します。


このパネルの基板は本体とケーブルで繋がっているので、
本体側のケーブルを上方向に引っ張って抜き取ります。

ドライブを固定しているネジを外します。

サイドについているファンを外します。
(ネジで固定されていたか忘れてしまいましたが、
ネジ止めされていたら外してください)

ドライブの両サイドがたくさんのネジで固定されているので、
全て外してください。

ドライブ部分を垂直に上へ持ち上げると、本体から外れます。

ドライブを裏返し、裏の鉄板を固定しているネジを外して
裏の鉄板を外します。

基板の左上に見える可変抵抗器がレーザの強さを決めています。

最初の位置が分かるように印をつけます。

このボリュームを最初は左方向へほんの少し、回してみてください。
その後ドライブを本体へ接続し、仮組み立て状態でディスクを読み込ませます。
もし読み込めなければ再度左方向へ少し → 仮組み立てで動作確認 を繰り返します。
どうしても左方向で読み込める位置がない場合は、
今度は右方向へ回して確かめます。
うまく読み込める位置が見つかれば、ちゃんと組み立てて調整は終了です。
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