【3DO 修理】 ピックアップレーザ出力を調整する

隠れたゲーム機の「3DO」
3DOは規格の名前で、日本で3DO対応ゲーム機といえば
PanasonicのREALが有名です。
上の画像は、今回中古で購入したREAL(FZ-1)ですが、
ゲームソフトのディスクを読み込むことができませんでした。
読み込むときに「カチッカチッ」と、
ピックアップレンズが頑張ってディスクに接近する音がしたので、
多分出力が落ちているのではないかと。
そんなわけで、今回はこの3DO REALを修理していきます。
昔のゲーム機特有の、
通常のプラスネジが使用されているので、
プラスドライバー一本で分解が可能です。
まずは、この上カバーを外します。

本体を裏返して、四つある足の穴にネジがあるので、
ネジを外します。
そして、本体を表にして上半分を持ち上げるようにすると、
簡単にパカッと外すことができます。

中央にあるこの銀色のシールドにおおわれているのが、
見てのとおりドライブです。
このシールドは、ただのツメで止まっているだけなので、
指一本で外すことができます。

レーザ出力の調整用スイッチは
ピックアップレンズの側面についているため、
扱いやすいようにレンズの位置を動かすか、
上写真右側の銀の棒を外してください。
(一番楽なのは、一度電源を入れてトレイを出した状態にすることです)

下画像の、丸で囲んだものが調整用のスイッチ(ネジ)です。
出力を上げ過ぎると焼けてしまうことがあるので、
『少しずつ上げる→電源とディスクを入れて確かめる』を繰り返してください。

ちゃんと読み込めるようになったら、
組み立てて、修理は完了です。

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