【Windows】 コマンドプロンプトからドライバを削除する方法



今回のPCネタは、Windowsのコマンドプロンプトを使って、
ドライバをアンインストールする方法を紹介します。

なぜコマンドプロンプト経由かというと、
今回、僕のPCがセーフモードですら起動できなくなったからです。

原因は予めわかっていて、インテル製のRAIDドライバでした。

セーフモードで起動できればGUIを使って問題のドライバを削除できますが、
RAIDドライバということもあって、
Windowsの読み込みが開始された瞬間にブルースクリーンになる状態。

回復ツールでは復元ポイント・システムイメージを認識できず、
原因がわからなければOSのクリーンインストールしか手がありませんが、
先述の通りに原因はわかっていたので、
回復ツールにある「コマンドプロンプト」からドライバを削除することにしました。

結果として、正常に起動できるようになったので、
今回は自分自身の忘備録もかねて、
コマンドプロンプトでの操作方法を書いておきます。



※ページの幅などの関係で、コマンドが改行される可能性がありますが、
 コマンドはすべて一行単位です。


回復ツールからコマンドプロンプトを起動したら、
対象となるOSがインストールされているドライブを判別する必要があります。
(OS上の設定とは割り当てが異なるため)

認識されているドライブの一覧は、下記のコマンドで表示できます。
echo list volume | diskpart


対象のドライブを見つけたら、ドライブレター(CやD)を覚えておきます。


次に、下記のコマンドで対象OSにインストールされている
ドライバの一覧を取得します。
dism /image:ドライブレター:\ /get-drivers
(例: dism /image:C:\ /get-drivers)


インストールされているドライバの一覧が表示されるので、
クラス名やプロバイダー名を見て、問題のドライバを探します。

問題のドライバを見つけることができたら、
そのドライバの公開名(oem0.infなど)を覚えておきます。


次に、下記のコマンドで対象のドライバをアンインストールします。
dism /image:ドライブレター:\ /remove-driver /driver:ドライバ公開名
(例: /dism /image:C:\ /remove-driver /driver:oem0.inf)
関連記事

0 Comments