【Internet Explorer】 設定に出てこないフォントを指定する方法

文字を表示する際に、
どの様なスタイルにするかを指定できる「フォント」
よくMacを利用するユーザから、Windowsは「フォントが汚い」と言われますが、
Windowsにもフォントを変更する機能が標準で備わっているほか、
自分でフォントを追加することができます。
フォントはネット上にて無料で公開されている物や、
パッケージとして実際にショップで販売されているものがあり、
それらをWindowsにインストールすることで使用が可能になります。
システム(デスクトップなど)のフォントを変更するには、
「個人設定」内や、下記のソフトを使用することで可能になります。
→ 【Windows 8 / 8.1】 システムのフォントを変更する
Windowsの標準ブラウザ「Internet Explorer」のフォントも、
設定から変更が可能ですが、設定できるフォントに制限があり、
Windowsにインストールされていても、IEでは使えないことがあります。

今回は、このIEのフォント設定に
表示されないフォントを指定する方法を紹介します。
前提条件として、設定したいフォントが
Windowsに登録(インストール)されていることが必要です。
また、この方法はレジストリ(システムの設定)を直接書き換えます。
指定された場所以外を編集すると、
場合によってはWindowsが起動しなくなることもあるので、
自己責任でお願いします。
まず、レジストリエディタを開きます。
「Windows」キーを押しながら「R」キーを押し、
『名前を指定して実行』に「regedit」と入力して「OK」を押します。

左側のペインから、
『HKEY_CURRENT_USER』 → 『Software』
→ 『Microsoft』 → 『Internet Explorer』 → 『International』 → 『Scripts』 → 『24』
を開きます。

右側のペインにある「IEPropFontName」と「IEFixedFontName」が、
設定項目の「Webページフォント」「テキスト形式フォント」に対応します。
項目をダブルクリックして、データ内容を変更したいフォントの名前にすることで
フォントを直接指定することができます。

(Internet Explorer が既に起動している場合は一旦終了させ、)
IEを起動させればフォントの設定が適用されています。
この設定は通常、
フォントが指定されていないWebページで使用されるものです。
全てのページで自分の指定したフォントを使用したい場合は、
IEの『インターネット オプション』画面内、
「ユーザ補助」にある「Webページで指定されたフォントスタイルを適用しない」に
チェックを入れることで可能になります。

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