【Java】 脆弱性の修正は不完全、JVNが再びJavaの無効化を推奨

幅広いプラットフォームで利用されている「Java」
先週、「Java 7 Update 11」がリリースされました。
Java 7では、以前から悪意を持ったコードを実行できる脆弱性が指摘されており、
アップデートを重ねるごとに修正してきました。
先週のアップデートでも、任意のコードを実行できる脆弱性を修正しましたが
この修正が不完全の可能性が出てきました。
一部では、
「セキュリティホールは2つあり、11の更新では片方の穴が塞がれただけ。
この2つを利用しないと今のところ悪意を持ったコードは実行されないが、
別の穴を代用できる可能性がある」と言った報道もあるようです。
現状、脆弱性関連情報サイト「JVN」は
「脆弱性修正の一部が不完全との情報を確認した」と発表しています。
同時に11更新前と同様、
必要でなければWebブラウザのJavaを無効化を推奨しています。
Javaプラグインを無効化する方法については、JVNで紹介されているので
Javaを利用しない方、無くても問題のない方は無効化しておくことをお勧めします。
【参考】
http://jvn.jp/cert/JVNTA13-010A/
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